「県職連合」結成の経緯
これまで県立病院(脳血管研究センター、リハビリテーション・精神医療センター)に勤務する職員は県職労(地公法の職員団体)に加入していましたが、2009年4月1日に県立病院が一般地方独立行政法人に移行することに伴い、法人に移行する職員は地方独立行政法人職員となることから、県職労とは別に県立病院の職員で構成する「秋田県立病院機構職員労働組合」を結成しました。
しかし、地方独立行政法人とはいうものの、法人の設置者は県であり、県の政策医療を担うという役割は従来と変わりなく、職員の賃金・労働条件等についても知事部局職員と同水準を確保すべきであり、そのためには県職労と県立病院労組が一体となった取り組みを展開することが重要となることから、県立病院労組の結成とあわせて、県職労・県立病院労組の運動組織として「秋田県職員連合労働組合(県職連合)」を結成し、一体となった労働運動を推進できる組織を整備しました。
また2010年4月には、本庁支部の一分会である「太平療育園」と指定管理者「小児療育センター」を再編統合した新たな一般地方独立行政法人「秋田県立療育機構」が設立されました。これに伴い、太平療育園分会を母体とした新たな労働組合「秋田県立療育機構職員労働組合」を結成するとともに、「県立病院労組」と同様に県職連合へ加盟しました。